商社マン 山之内 仁のホント話

総合商社に勤務するバブル入社組 山之内 仁が、仕事のこと、自分のこと、家庭のことを自由に書き綴るメッセージブログ。

総合商社 ホントの話 PART-2 「たくさん失敗する」

4月入社の新入社員が研修期間を終えて、先週各部署に配属されてきました。

私のチームには今年入らなかったですが、新入社員は初々しいですね。

 

彼らには、業務ではミスをしなよう気をつけて欲しいが、若いうちに公私にいろんな

経験をしてたくさん失敗して欲しい。

自分で考えてリスクを負ったことは、ミスしてもそれは自分の血となり肉となります。

逆に自分では何も考えず、リスクを負わず、マニュアル通りにしてミスしなくても、

それは当たり前です。誰でも出来ることなのです。

リスクは避けるものではなく、リスクを把握し理解し、リスクに見合うリターンが

あると判断したら、リスクに挑むことが重要です。

 

このリスクとリターンのバランス感覚、これこそが商社マン、ビジネスマンとして

成功するために必要な資質です。そしてこれはマニュアルでも本でも会得できない、

今までのリスクテイクの数がものをいいます。

 

30代後半からのいわゆるミドル世代になると、

今までリスクに挑んできた人と、リスクを回避してきた人では大きな差ができます。

それは社内の出世などといった小さい枠組みではなく、人間性、人としての魅力や

深みのことです。

 

いろんな成功と失敗を繰り返し、それらの事例の数だけ自分のタンスの

引き出しが増えてくる。これこそが人の財産であります。

人に笑って話せる失敗談をいくつ持っているかが、その人の深みになります。

人は、他人の成功談よりも失敗談に興味があり、共感を持ちます。

 

人生は「トライ&エラー」の連続です。

そして若いときのエラーほど、のちの人生に効いてきます。

公私にリスクに挑み、身銭を切って様々な経験を積み、自分の価値を高めましょう。

 

山之内 仁